人生と歴史の繋がり

先日ドラマを観ていて、感じたお話!

落語家のお話です。

小さい頃から落語に魅了され、弟子入りした2人の少年。


どちらが先に前座をやれるか、2つ目になれるか、共同生活をしながら切磋琢磨し、同じ時間を沢山過ごします。


そんな2人とは無関係に、日本の情勢は悪化し、戦争時代に入っていきます。


次第に艶っぽい話などが禁止になったり、やりたい落語ができなくなり、
そのうち落語自体が禁止になります。

しばらくすると、少年の1人も戦争に行くことになってしまいます。


もう一方は足が不自由だったため、戦争には行けず、友が生きて帰ることを信じながら過ごします。
その間もずっと落語がやりたいと思い続けて生きていました。


そんな日々が続いていて、ある時日本が戦争に負けたことをラジオで知らされます。

でも、彼はやっと落語ができること、戦争に行った友が帰ってこれることを喜びます。


友からの知らせは何もないままでしたが、落語を再開することはできました。
彼の帰りを信じて、目の前の落語、お客さんに向き合っていました。


しばらくすると友は帰ってきて、
2人は生きている喜びと落語ができる喜びを泣きながら分かち合います。

やりたいことができない時代に、
いつかやれる日がくることを信じて前向きに生きた人生。

そんな人生の積み重ねで歴史が成り立っていると感じました。

日本は戦争には負けたけど、そこではなくて、しっかり自分の人生に向き合って生きていた人たち。
そういう人たちがいたからこそ、今に落語が続いていて、落語に歴史が生まれているんだと思いました。

落語だけでなく、すべてのものがそうだと気づくと、
歴史と自分との繋がり、自分とこれからの繋がりを感じます。

自分の人生に向き合ってたくましく生きている人は美しいし、そういう人の積み重ねで歴史って生まれるんだなーと感動しました。


改めて、私は私の人生を全うするために生まれてきたことを再確認できて、全てが繋がりました💫

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kaiyoga